徳島大学の常三島キャンパスで行われている徳大ファーマーズマーケットは、徳島大学フューチャーセンターA.BAの開設を記念したインスタントパーク(プレースメイキング)プロジェクトの一つとして、2015年9月24日にスタートしました。
まちづくりでは全米で最も成功した町と言われるオレゴン州ポートランドの市民活動やポートランド州立大学の地域活性化のためのシームレスなキャンパスづくり戦略をモデルに地域創生センター(吉田敦也)が発案、学生、地域との共創を基本に、ポートランドの仲間たちの協力を得て、実践を開始したものです。
特筆すべきは、徳大ファーマーズマーケットは、キャンパスイノベーション事業であり、地域創生に向けたキャンパスの「リビングラボ」化と同時に、大学教育の観点からは、全米の先進大学が大学改革プログラムとして導入を開始、大きな成果をあげ、評価の高い「地域を基礎としたハンズオン教育」(Community-based Learning、Place-based Learning)の「場」として位置づけられるものです。そのことを含めて、日本の大学としては初のエッジのきいた(先進)キャンパスファーマーズマーケットの導入となりました。